ウチのナマモノ

ウチの生物(ナマモノ)達の記録です。 狼犬・ボルゾイ・甲斐犬・バーニーズマウンテンドッグ・イングリッシュコッカースパニエル・タイハクオウム・錦鯉に加えドールやぬいぐるみも! ディズニー、アンティーク好き。多趣味で楽しくやってます(#^^#)ぜひ楽しい気分になってね!

タグ:アルバートロイヤル

1年前の3月21日
私達はアルバートを天国に送りました。

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1年経ってもちっとも過去にならなくて
アルちゃんはアルちゃんのまま。
どうしてここに居ないの?会いたいよ。
って思います。

今日はアルちゃんの写真をテーブルに置いて
一緒にご飯を食べました。

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実家のアルバート風見鶏の下に
アルバートの木、ミモザが綺麗に咲いています。
毎年命日の頃に咲くでしょう。


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リビングはイースターの飾り付けをしました。

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可愛い寄せ植えもお迎えしましたよ。

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下のは私が植えたパンジーとビオラ。

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春ですね。
花が咲き始めましたね。

庭の小彼岸桜も美しいです。

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天国の犬の国で、アルバートは
ホストクラブ『ロイヤル』を経営しながら
ナンバーワンホストを続けています。
勿論モテモテで、忙しくって下界の夢になんて出る暇はありません。
「僕だよ?」「僕だよ!」って得意の上目遣い。
前足をスっと掛けます。

彼はそちらで生きているのだと思っています。
そうでなくては整理がつきません。
あんなに可愛い子は居ない。
替えがきく子では無い。そう感じます。

リープのように魂の伴侶では無いけれど、
アルバートもまた、腹黒くて、賢くて、とびきりチャーミングな、個性的な命です。

また会いたいです。


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リズもいつかはおしゅてきワールドに帰るでしょう。
そうしたらママはどうしたらいいでしょう?
今書きながら泣いています。

仁ちゃんが居てくれるでしょうか?

命というのはいつ散るか分かりません。
そして、必ず終わる。

桜の下のロイヤル家の写真は
撮った時から特別な物になると思っていました。

以前アルバート君が元気な頃
ショッピングモールでクロネコヤマトのお姉さんに声をかけられました。
お姉さんはとても嬉しそうに笑ってアル君を撫でてくれて
「うちにもバーニーズ居たんですよ!」
とおっしゃいました。

過去形なのは亡くなっているということ。
バーニーズの命は大抵の場合短い。
私はいつかは自分がそちら側の人間になるんだと思いながら、その時はまだ可愛い子が居る優越感を少し感じていたかもしれない。
私もお姉さんみたいに綺麗に笑ってバーニーズを撫でられる機会があるといいな。
愛し抜いた自信と思い出を胸に、
本気で笑えるのはもう少し先になりそうです。


桜の写真を撮った場所にまた行って
アル君が遊びに来てないか探してみようと思います。



谷村直保

友達からアルバートにとても可愛いお花を頂きました。

元気なアルバートらしいカラーです!

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瓶の中はアル君の毛。


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話も色々聞いてくれて
本当にありがとう。
いつも感謝してます。

とらたまさんからも
立派なお花を頂きました。


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暖かな言葉にも感動です。
お気遣い痛み入ります。
とても優しい方です。

アルバートは本当に多くのお悔やみや応援を頂いて
愛されてたんだなぁ
って感謝しています。

とらたまさん、コメントくださった皆さん
心の中で応援してくださった皆様
ありがとうございます。


私の家のアルバート君祭壇。

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職場の祭壇

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実家の祭壇

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どこでもアルバート君とアクセス可能です。





実は今日、私は足の手術で
病院のそばのホテルに泊まってます。

今このブログはホテルでのんびり打ってます。


プリンセスリズは
ちゃんとお留守番できるかしら?

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絶対余裕ね!

だっていつも実家に走って行って
おやつねだってるもの!😂

仁ちゃんが心配かなぁ私は。


この人は絶対大丈夫。


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おしりデカデカおバジちゃん!

私が居なくてもなんの悲しみも無さそうで
私が悲しい!!


今足はこんな感じ。


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足の親指の爪を全部切除して
炎症を起こしてた肉も縫いました。

巻き爪になってた部分は根元から取ってしまってるけど
他の爪はまた生えてくるそうです。

一言言わせて…



これ、
麻酔めちゃくちゃ痛いぞ!!
死ぬほど痛いぞ!!!


先生も看護師さんも
「麻酔痛いからね」「悪いけど痛いで」
「泣かないでね」
ってめっちゃ言うの。
他の手術の人には言ってないの。

手術の内容や箇所によって当然麻酔は変わるし
私のは超痛いらしい。
自慢じゃないがチキンなんだ!
やめてくれー!!😱

足の裏とか足首とか、敏感な所を
針をグリグリ刺して異物入れられる
ビリビリくる痛さで、思わず声を上げたり動いたりしちゃう!!
ギャーっ!!!痛っ!!!!
ってなる!!

私は刺激に過敏な体質なので
手術中に痛くなってはいけないと
麻酔を増やしてくださったそうなのですが
私麻酔って、1箇所刺したらあとはもう痛くないと思ったら、
5箇所くらい全部痛いのな!!!!

涙目になってクッション抱いてた。


手術は全然痛くないし
短時間ですみ、歩きにくいけど歩けます。
ただ入る靴がないから恥ずかしかったよね。
サンダルとかも入んない。

先生、看護師さん、ありがとうございました。
痛くてちょっと泣きました。


明日は朝から消毒です。


でもコレ、まだ麻酔効いてる時に書いてるので
今から痛くなる確率100パーセント!

しばらく使い物にならない私です。


谷村直保


※この記事の最後に1枚だけ遺体の写真があります。また犬の死に関する記事です。苦手な方は閉じてください。



皆さんに、
とうとうこのご報告をする時が来ました。

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アルバートは昨日の夜11時
安楽死にて本当の天使になりました。

ここ2週間はたまに鰻やチクワを食べる程度で
殆ど食餌が取れず、別れの前日からは
食べ物を受付け無なくなりました。

それでも支えてやると庭でおしっこをして
(最後の日はもう出なかったけど)
庭の桜の木の下で寝るのが好きでした。

口からは腐敗臭がして
内蔵はボロボロ、肺も癌で息が荒いことが多く
笑顔の時間がある反面
いつ死んでもおかしくない、意識が朦朧とする時間が何度もありました。
想像を絶する苦痛だったと思います。

ママは超多忙な仕事をセーブして
そんなアルバートと1ヶ月一緒に眠り
夜中にいつも様態が悪くなる姿に眠れぬ日々を過ごしました。

リープの2年という介護期間と重症度に比べて
アルバートは全く手のかからない親孝行な子でした。
いつ亡くなるか分からないので
1人で死なせたくはなく、常に誰かがそばに居ました。

その事をアルバートは
「とても嬉しい」
と言っていました。

しかし人間にも疲れが出て
(特に眠っていない高齢の母)
何よりアルバートの苦しさも限界を迎えました。

私は前々から安楽死について提案していました。
今まで犬たちの壮絶な最後の姿と苦しみ、
そして結果的に孤独に死なせてしまうことの心の痛みを知っているからです。

犬は死にたがりません。
殺すのは人のエゴです。

しかし、犬は野生動物ではありません。
生きて欲しいからと苦しみを長引かせるのも人のエゴです。

どちらを選んでも正解で不正解。
後悔は残ります。

この決断は家族が全員納得しないと行えません。
私は誰よりもアルバートを愛する母に
この決断を託しました。
ただ、限界が近いことは伝えて
その時であるアドバイスはしました。

結果的にもうギリギリの時に
安楽なる死を選ぶことになり、
かかりつけの獣医さんが看護師さんと共に
診療時間後にわざわざ自宅まで来てくださいました。
とても優しい先生です。

アルバートは調子のいい時は笑顔です。
一見とても元気に見えて
治るんじゃないか?という幻覚をみます。
私はアルバートが死にかけている時の写真を撮っていません。
そんな気になれない。

だから皆さんの中には
「こんな元気そうな子を安楽死に?」
と思われる方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、アルバートは酸素マスクを口に当てて
横たわって苦しむ時間が多くあり
放っておけば肺がダメになって
呼吸ができず苦しんで亡くなったのです。
それを回避しただけでも
私は決断は正しかったと信じています。



最後の日のアルバート君。



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強い座薬を使って痛みを緩和していました。



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だいすきなママとお話。



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トラちゃんやリズちゃんと
一緒の時間を過ごしました。
(バージルのことは大嫌い!)



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こんな可愛い子が
1時間後にこの世に居ないと思うと苦しかったです。


安楽死は血管に針を入れて
(もう中々血管が出ません)
全身麻酔をすることから始まります。

先生は直ぐに処置せず、
アルバートの様子を聞いて下さり
聴診器で今の状態を確認されました。

「苦しいね、」

と、優しく声をかけて撫でてくれました。

先生と看護師さんが処置の準備を始めると
もう辛くて顔もあげないアルバートが
不思議そうな顔をしました。
異変を感じたようでした。

私は直ぐにママにアルバートの前に移動するように言って、アル君は大好きなママの方を見ました。
私は辛かったけど、努めて優しく

「アル君は可愛いねぇ、偉いねぇ
大好きだよ」

と声をかけ続けました。

全員でアルバートを撫でました。

先生が「麻酔を入れます」とおっしゃい
アルバートは皆に優しく抱かれながら
3秒ほどで眠りにつきました。
もう意識は無くて心臓だけが動いています。

先生が

「今から心臓を止める薬を入れます」

と最後の確認をされて
皆が「お願いします」と答えました。

私はアルバートの心臓に手を置きました。
トクトクと動いています。

薬を入れて、ほんの僅かに体が揺れて
ふつと心音が切れました。


亡くなったんだ、

と思いました。

ほんの数十秒の出来事でした。

私達は馬鹿みたいに泣きました。
マスクが鼻水でぐちゃぐちゃになり
鼻をいっぱいかみました。

別れの時間は1ヶ月もあった。
いえ、余命宣告をされてから半年はあった。

それでも、信じられなくて
こんな呆気なく亡くなるなら
注射1本で何もかも治って生き返る気さえしました。


先に述べたように、この決断は
どんなに悲しくても間違いではないと思っているし、私も母も
痛みから解放され、苦しくない形で
しかも皆に褒められながら安心して天使になれたのは良かったと思うし
ほっとしている面もあります。

お別れには立ち会わなかったけど
送る前に弟たち1家も会いに来てくれましたし。

アルバート君は私とママが大好きで
他の人間もとっても好きで
フレンドリーでちょっぴりずる賢い
ベビーフェイスの貴族でナンバーワンホスト。
上目遣いのより目がチャーミングで
笑顔が最高の男の子!

世界一可愛いよ!!!
うちの子のなってくれてありがとう。



子犬のときはアレルギーが酷くて
水下痢ばかりで
真冬に1日17回散歩に行ったり
(便意で行きたがる)
絨毯の階段に下痢噴射されて
毎日のように掃除に明け暮れたり
超食いしん坊の異食症で
どれだけ注意してもボールやタオルや
時にボールペンまで食べてしまって
何度も手術になり、泣くほど心配するし
獣医さんにも叱られて。

お金も労力も凄くかかったけど
段々とそんな事もなくなって
アレルギーは奇跡的に治り
ここ数年は穏やかだったね。

手はかかったけど
アルちゃんは可愛いし頭いいから
憎らしかったことは1度もないよ。

また会いに来てね。

虹の橋でリープに会ったら
ちゃんと
「お姉ちゃんが会いたがってたよ」
って伝言伝えてね!


また会おうねアルちゃん。
ありがとう。








翌日…つまり今朝
冷たくなったアル君に会いに行って驚きました。

今までの犬は苦しんでも最後まで見守るスタイルだったので、死後は「遺体」という感じで
時にゾンビのようになっていたのに
アルバートはまるでぬいぐるみみたいに可愛くて
ただ眠ってるだけみたいでした。

体が朽ちるほど苦しむ前に送れたんだ。
それで良かったんだ。

と思えました。

とても可愛いアルバート。
起きるような気がして何時間も見ていました。




※以下遺体写真あります。






私が1枚だけ撮った
死後のアルバート。



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とても可愛いでしょ?
眠ってる子犬みたい。


10年と8ヶ月、
バーニーズとしては
頑張ってくれたよね。

あっという間だったよ。


何度も言います。

ありがとう、アルちゃん。
またうちの子になってね。



最後になりましたが

ずっと応援してくれた皆様ありがとうございました。
TwitterやInstagramでも
多くの方からお悔やみを頂きました。
海外からの応援も多数ありました。

アルバートは本日火葬してお骨になりました。

宜しければ
可愛い笑顔を覚えたいてくださったら幸いです。


谷村直保

ママと濃密な時間を過ごしているアル君。

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可愛いお顔!


今日は気候も良くて
アルバートが庭に出たがるので
朝早くからピクニックになりました。

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人間はレジャーシート広げて
紅茶など飲みながら
アルバート君の話をします。

リズちゃんはアルバートの状態を理解してないけど割と傍にいて
お尻引っ付きっちょしてて可愛いです😊


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ロイヤル家の2人は仲良しですね〜💗

別段お互いに甘えるとかはないけど
安心して傍にいれる者として認識し合ってるみたい。


アル君、今日はうんちを少しして
おやつも少し食べました。

土日は荼毘に付してると思っていたのに
思いの外強い生命力で嬉しい誤算です!

ママもこれ以上仕事に穴を開けられないので
明日は出勤します。
その代わりに私がついててやろうと思います。

ママは後悔を残さないように
しっかりアルバートと共に過ごしました。
それでも最期の瞬間は心残りになりやすいので
(私とリープのように)
せめて私が看取ってやりたいです。




朝日とおバジ丸!


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フーっ!!
美しいぜ!!!!

おまえがナンバーワンだ!!!!





おまけ。

春色コーデはいかがでしょう?


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オクタヴィネル寮💜


谷村直保

アルバート君、横たわって荒い息をして
目も虚ろで
いつ亡くなってもおかしくない状態になったかと思えば
復活して伏せ出来たりを繰り返してます


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強い子だなぁ。


基調なツーショット。


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この顔を見て死期が近いとか思えない!!


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可愛いよね〜。

今日も立っておトイレ庭でしました!
凄いです!!

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一生で1番ママとの濃厚な時間を過ごしていて
アルバート君はとても嬉しそう。

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元気な時は

『僕嬉しいよ 幸せだよ』
ってまどろむんです。


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このしっかりした顔を見ていると
いくら調子悪い時があっても安楽死には踏み切れません。

ご飯は2、3日食べてなかったのに
今日はおやつをほんの少し食べました。
嬉しいけど、みんなが喜ぶから
無理をして口に含んでくれたんだと思います。
賢くて優しい子。

なんだかこのまま食べれるようになって
癌が治る幻覚を見てしまう。
だってこんなに可愛いんだもん!!
時間軸ねじれてない?って程可愛いんだもん!


今日は休みになった弟2号が来て車を出してくれたので
ママの好きな桜の枝を買ってきてプレゼントしました。

アルバート君と花見、今年もできたね。
二人の時間、楽しんでね。



おまけ。


今日もヴェネツィアガラスの
「フルーツ」が綺麗でした。


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色は人を元気にする力があります。


谷村直保

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