ウチのナマモノ

ウチの生物(ナマモノ)達の記録です。 狼犬・ボルゾイ・甲斐犬・バーニーズマウンテンドッグ・イングリッシュコッカースパニエル・タイハクオウム・錦鯉に加えドールやぬいぐるみも! ディズニー、アンティーク好き。多趣味で楽しくやってます(#^^#)ぜひ楽しい気分になってね!

カテゴリ: ★出雲雪乃(白柴)

今日は亡き愛犬
出雲雪乃(アブさん)と
信濃早太郎(はっくん)の
一周忌の法要に行って参りました。



ちゃんと写真を持って行ったよ。



卒塔婆もお願いして
読経の際に読み上げて頂きました。

合同法要だから
沢山の人と犬がいらしてました。
愛するアブさんとはっ君は勿論、
どの子もみんな安らかでありますように☆


さて、帰ってから夕飯のおかずを
パクリと一口、盗み食いした奴が…



厚揚げに穴が(笑)
この大きな一口は勿論
狼犬のリープ・アルツさん!

私に叱られると耳を垂れて『ごめんなさい』

いつも言うんですよ、
「すぐ謝るぐらいなら最初からするな!」って(笑)

ミノル

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今日で、雪乃の更新は一旦終了です。
ですからどうか、昔話にお付き合いください(^^)


私達は当時、地元の近所で柴犬をレスキューしました。
彼女は一人暮らしのおばあさんにビーフジャーキーだけで育てられ、
散歩も経験が無く、超肥満でハムみたいでした。
人も怖がって噛みます。社会性はゼロ。
(後の瑠璃光寺佳奈ちゃん)

しかしおばあさんは入院してしまいます。
(後に亡くなったと聞きました)
そんな問題のある犬を誰が引き取るというのでしょう?

なので、ウチに来ました(笑)

とても怖がりであるため、最初は少ない人数から慣らさねばならず、
両親が主に世話をして私と接する機会は少ない状態でした。

だけどダイエットも効果が出てきて、
散歩する楽しさを知り…私達「子供」とも少し遊べるようになって噛む回数も減りました。

これから幸せな人生を送るはずでした。

そんな折、彼女は散歩にテンションが上がり過ぎて脱走・・・
私達の目の前で車にひかれ、即死しました。

その突然の喪失感…。
主に世話していた両親、特に逃がした母には耐えられませんでした。

そのため飼い主を転々として行くあての無かった捨て柴犬ポンちゃんと
佳奈が買われたペットショップで目があった雪乃が我が家に来ました。
実は佳奈を購入した小さな店舗に、ママがいつもお供えを買いに行っていて
兄弟の中で唯一残っていた雪乃をたった2万で譲ってくれたんです(笑)
血統証明とかはつかない犬だと言ってたのを覚えてます。
一応購入を反対したんですが…
時すでに遅し(笑)抱っこしたらオワリ!!


こんな可愛い子犬は初めて!!
まるでシロクマの赤ちゃん!!!



彼女は出雲雪乃と名付けられ、
仕事が忙しかった両親に代わって
私が雪乃の母親代わりになりました。

私の初めての娘です!!
(私も子供だったけど/笑)



破格で譲ってもらっただけあって
体内は寄生虫だらけ。
獣医さんに通って虫下しを飲んで、
私の部屋のペットトイレには虫だらけの糞が…;

虫恐怖症の私がそれを処分していたのは
本当にこの小さなモフモフを愛していたからだと今でも思います(笑)



元気な雪ちゃん。
可愛い雪ちゃん。

あまりに愛らしかったから
「庭に置いてると誘拐されちゃうよ!」
とご近所の人に言ってもらったね(笑)

ワガママで、クーラーをつけろと鳴いたりしたね。
(つけたら鳴きやむ)



薔薇の花にイタズラ。

本当に、天使のように可愛かった。
そして、とても利口だった。



たまに三白眼なのはご愛嬌(笑)


大人になった雪乃はスラッとした美人だったよ。



トイレが近すぎて、オシメしてた時期もあったっけ(笑)

大人になると彼女のプライドの高さとずる賢さは留まる所を知らず、
テーブルの上の食べ物をラップを外して盗み食いして、
またラップをかけて逃げたりもしてました。

心が狭くて内弁慶で、他のペットは大嫌い(笑)

目で物を言う子で、人を顎で使います(笑)
そんな彼女の姿を見て、犬に明確な感情かある事を知ってくれた人が何人もいらして
決して愛想はないけど、人間っぽい振る舞いにビックリされてました。

雪乃は犬ではなく、私の娘だったから。



赤い鼻を祖母に馬鹿にされたら怒ってたね(笑)

ママはアブさんの全部が好きだったよ。
抜け毛まで集めてたよ(笑)

子宮に膿がたまる病気で死にかけた事があったけど、
無事生還して、嬉し泣きしながら強く抱きしめた事もあったね。


その頃の全員集合写真のはっ君は
凛々しくて大きいね(笑)←すでに年だったのに



ポンが一番変わらないかも(笑)



雪乃はくっきりとした二重でした。
友達がよく
「ユキちゃんにマスカラ塗りたい~」
って言ってたっけ(笑)
眉毛は描いた事あるよ!!(^Ⅲ^)

いつも椅子の上に座ってて、
気に入らない事を言うとツンとそっぽを向いてました(笑)

雪乃は人の話なんでも理解してたね。
自分の名前もあだ名も、いっぱいあったのに全部覚えてたね。

賢すぎたら、早く認知症になっちゃったのかな?



これ、何を見てるか分かりますか?
真剣な眼差しでしょう(^^)



「アブさんの石…」

そう、大好きな石!!!

こうして窓や椅子の上や、
ともかく人が投げやすい所に石を持ってきては
石投げをさせるのが好きでした。

ボールはダメです。石が良いんです。

やり過ぎて足の爪が一本取れたことも;
あと、齧り過ぎて歯が減って獣医さんに叱られた///

庭で日光浴してたパパに何度も石を運んで石投げさせるものだから
パパは「庭では寝られない」とぼやいてた(笑)

あ。夜はいつも一緒のベッドで寝てました。


石はね、公園とかで気に入ったのを拾ってきてコレクションもしてました。
ある日、裏庭の犬小屋を覗いたら
ストーンサークルみたいに石が丸い形に並べられてて
人間のイタズラだと思ってどけたらアブさんの力作だったらしく
憤慨して、作り直してました!

そしてね、あさ7時ごろぐらいになると(家から庭に出し貰うんです)
犬小屋から「ガーリガーリ」と不気味な音が聞こえます。
ある日覗いてみると、雪乃が出刃包丁を砥ぎ石で磨くみたいに
両手で石を持って石砥ぎしてました!(ホントだよ)
毎日してた(笑)

認知症になってからは石への執着を忘れてしまったけど…。



「えぇから早よ石投げてや!!(怒)」

血がたぎると前足で石やその周囲を叩きます(笑)
タシ!タシ!
その圧力にはみんな負けて石を投げちゃう。
そしたらまた石を持ってきて…
タシ!タシ!

エンドレス(笑)

内弁慶で、怖がりで、性格は極悪!
ブライドばっかり高い癖に
それでいて頭はずば抜けて良かった。

私が保護した猫を世話すると、
怒り心頭で私を無視する癖に、猫が怖くて近寄れなかったね(笑)

そんな時、私は「アブが一番やん!アンタは私の娘やん!!」
って無理やり抱きしめたり、抱っこして全力で嫌がられた(笑)

そんな犬。
世界で一匹だけの素敵な個性。



アブさん…14年間ありがとう。

青春を一緒に過ごしたね。
デートにもついて来たね。


私はその内、貴女が居ない事に気づいてまた泣くでしょう。
認知になるまでは雪乃は体の一部だったから。
そして介護が生活の一部になったね。

まるで人間の人生の縮図。

今まで色んな事を教えてくれてありがとう。
どうかこれからも見守っていて。
私の『最初の娘』で居て。

心から雪乃を愛しています。

居なくなったとは思ってなくて・・・
まだ心がぼんやりしてる。

でもいっぱいの思い出を忘れないで
語り継ぐからね!!

雪乃へのメッセージをくれた、可愛がってくれていた友達のみんな
ご近所の皆様、読者の皆様、本当にありがとうございました!
私は笑顔で過ごしています(^^)

更新は一旦終了しても、
雪乃に教えられた事を私は一生忘れません。


ミノル

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昨日、息を引き取った白柴犬の雪乃ちゃん。

若い頃は顔の半分が茶色かったから
「油汚れみたいだ」と、弟2号がふざけて
「油汚れ」→「アブラさん」→「アブさん」
とあだ名がついてもう軽く10年を超えたね(笑)

生きてた時の最後の写真。

抱っこしてるのは私のママ。
彼女が亡くなった昨日は、長い間私がこうして抱いて…
息を引き取る時も私の腕の中だった。









享年14歳。

少し早いけど…認知症のレベルを考えれば凄く頑張ってれたと思う。
心臓もダメだし、腫瘍もあったみたいだし…。

写真はいつもきれいな物を選んで使ってるけれど、
認知症の介護が綺麗で美しいだけの物でないのは
動物も人間も一緒。

老犬も末期になると体が腐ってくる。
目は濁り、口からは異臭がして…
体型は変わり…
糞尿は垂れ流し。
下痢になる子も多い。
(みんながそうではないけれど)

そんな変わり果てた姿に飼育を放棄する人も少なくないです。

それでも彼等はちゃんと生きようとする。
だから私達は最期の最期まで、慈しむのが飼い主としての務め。
命を預かるというのはそういう覚悟。

雪乃の心が私を忘れても…
義務とか責任じゃなくて
生きてくれるだけで有難いと思ったし、
苛立つ時も悲しい事もあったけど、
何というか…「家族」だった。

彼女が覚えてなくても私が覚えてる。

『貴女は私の最初の娘』

私の事すらすっかり忘れた、過酷な介護生活は
1年半以上続いたけど
(認知症が始まったのはさらに何年も前)
その時間が無かったら、私は娘の急な死を受け入れられなかったと思う。
あの時間は雪乃の優しさと神様のからのプレゼントかもね☆(大変だったけど!)

正直、今も彼女が居ない意味がよく分からない(笑)

先代の犬もそうだったけど、
私の介護経験が少しでも苦しんでる方の助けになれば嬉しいです。


若い頃、記念日のケーキの前でモデルをするのは雪乃の仕事でした。

合図するとサッと椅子に飛び乗ってカメラを見ます。
ケーキを貰える訳でもないのに、自分が注目されるのは嬉しいんだって(笑)

雪乃は凄いプライド高くて、イジワルで、天才だった。



↑ケーキは私の手作り。

だから、また最後に雪乃とケーキの写真を撮る事にしたよ。
今度のは買ってきた物だし小さいけれど。(美味しかった!!)



急ごしらえの祭壇で、最後のケーキとのツーショット。



あまり遺体を載せたくないので、
葬儀のお写真は自粛させてください。

彼女は「三度の飯より石ころが好き!!」っていう石マニアでした。
だから着ていた服も、オヤツも、花も、石も一緒に火葬したんだよ(笑)

私が雪乃が一番好きそうな石を探してきて入れた。
あの子の好みの石の形や大きさ、私が一番詳しいから♪



まだ咲いてる種類の桜があって
あの子は桜の花びらと共に天に昇って行きました。

最後のお別れは、涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった///


「虹の橋を渡って犬の国に着いたら
石ころアートのお店でもする?
でもきっと売れないから…
綺麗な色の飴ちゃん屋さんでもしなよ。
七色のビー玉みたいなのとか。
ガリガリ噛んでも良いし甘いし。
日本犬らしく和のお店で。
姫ちゃんはお山で山岳警備の仕事をしてるからね、
嫌いだろうけど会いに行ってやってよ(笑)」

それはまだ生きてる雪乃を抱っこしながらしたお話。

飴ちゃん屋さん、無事に開けるかな?
石屋さんだったらお客に石を売らないもんね(笑)



雪乃はお骨になって帰ってきました。

うん・・・でも・・・
アブさんに手を合わせるなんてやっぱり変な感じ。

だってまだその辺りで寝てるでしょ?
そうだ。ご飯ふやかしておいてあげないと…。オシメも換えなきゃ。

って思うもん。

でももう暫く、そう思わせてね。
アブさん、今はもう頭しっかりしてる?

「オカンは要らん動物ばっかり連れてきて!アブが世界一やのに!!
最後はオカンに抱っこさしたったやろ?アブさん抱っこ嫌いやのに親孝行やで。
ほなまたな!アブさん石磨きに忙しいねん!」

と言ってる事でしょう(^^)

今度アブさんの若い頃の写真を紹介して、
一旦彼女の更新はそこでストップいたしますね。
私の心には永遠におりますがv


ミノル

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本日、午後2時30分に
愛娘である白柴犬の出雲雪乃(アブさん)
が天国に行きました。

ここ数日、とても頑張りました。
聴診器で確認しても心音は乱れているし、
呼吸も荒く、途切れる事がありました。

今日一日頑張って…天使になれなかったら
明日は安楽死も考えなくてはいけないかと一瞬迷いました。

今日はいっぱい抱っこしてあげました。
何時間も。

先日、ママはもう目も見えないアブさんを
公園に連れて行って、クローバーの上に寝かせてあげたりしました。

最後は、か細い声で鳴いて…
私は彼女を抱きしめて、そのまま
すーっと天に昇りました。

私の腕の中で、家族と一緒におくってあげる事が出来ました。

写真は重い認知症だけど、歩き回ってた頃のアブさん。





弟二人とそのパートナーが駆けつけてくれました。

本当に家族みんなでお別れをできたね。
今まで偉かったね。

可愛がって下さった皆様、本当にありがとうございました。

明日、お葬式で火葬します。

また改めて、あの子の事を語らせて頂きたいと思います。
ひとまずご報告と今まで御礼まで…。


*今日はコメント欄を閉じさせて頂きます。すみません。


ミノル

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もう殆ど歩けない老犬の
はっ君とアブさん。

ふと見たらこんな状態で行き倒れてたよ!



アブさんがはっ君に乗ってる~!(笑)
可愛いヽ(*´∀`*)ノ



老犬 on the 老犬☆

老犬団子(笑)



アブさん可愛い!!!



はっ君も癒し系~♪



この二匹が居てくれる時間が何と貴重な事か♪

アブさんはいったんは少し回復しましたが、
再び、完全に寝たきりで(立つこともできない)
食事もできない状態になりました。



ニュートリカルという栄養剤を与えてます。
水さえも上手く飲めない時が多いから大変だけど、
栄養剤をね、水で溶いてシリンジで口に運びます。

飲む事を忘れてしまったから
口からポタポタ落ちるよ。だけど根気よく、一日何度も…。

この2日ほど、今まで聞かなかったか細い声で
起きるといつも鳴いてます。
撫でてやってもやっぱり鳴くので、抱っこしてみたり、
体も冷えてきたので温めてやったり。

「ママおんでー。(居るよ)アブさんの傍におるからなー?」
と頭をポンポン。

寝るのはリビングから二階の仁ちゃんの部屋になりました。
両親の寝室と繋がってて、夜でも目が届くから。

そりゃもう長くないだろうとは分かってますよ。
だけど、無理な延命措置したりしない。
よほど苦しまない限り安楽死もしない。

出来たら自然にね…
彼女のともし火を見守ってあげたいじゃないですか。

アブさんの心が私を忘れて随分経つなぁ。
今あの体が抜け殻だとしてもまだ生きていてくれるから…。
やはり、私はあの子との思い出を切り離せない。

みんなで笑顔でね、励まし合ってね、
老犬達を「良い子良い子」してます♪

オシメ換えるのは慣れたものさ(笑)


ミノル

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