鳥のイメージってどうでしょう?

愛鳥家の皆さんにとっては普通に家族ですが
「一般的な鳥を飼ったことがない人」にしたら?

小さい、弱い、賢くない、
無表情、懐かない、感情ない、興味無い

なんて事も。

小学生の私は鳥の世話をしていましたが
割と上記のようなイメージを持っていました。
オオカミ党だったから、と言うのもありますが
鳥の保護はしても、自分で飼っていなかった事と
真剣に鳥と向き合ってなかった為の無知です。


では実際はどうでしょう?

オカメインコのTAKちゃんは神経系の病気で
情緒がおかしい子でしたが、私の事はとても好きでいてくれました。
確かに弱くて小さい命です。
軽くて力を入れるのが怖い。
でも、そこにある感情や愛情に触れることが出来たら世界が変わります。
今まで自分が鳥という生き物をちゃんと見てなかったと気づきます。


鳥、素晴らしい!!!


意外に凶暴だったり、躾が難しかったり、
マイナス面もありますが、
とにかく鳥の特徴はハートだと思います。
噛むのも愛情の昂りが原因のことも多いです。
(いわゆる嫉妬)
何故表情筋無くせたの?って位
感情表現は豊かでストレート!!
知能も高いです。

喋ること?
魅力的ですがオマケです。



さて、オウムについて、ですよね。

仁ちゃんのケースは??
タイハクオウムを実際飼うとどんな感じ???


朝の景色から。

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はちみつトーストを皆で分けます。
(仁ちゃんは達は何もついてないパンをほんの少し)

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こんな風に一緒に食事ができる
賢い鳥さんなんですよー



と言いたいところですが!!!

こうするために、
『食べ物を勝手に取らないこと』
を教えました。
『家具を噛まないこと』
を教えました。
『犬をいじめないこと』
を教えてます。

その上で見張ってる時限定の放鳥です。
また、禁止事項のトレーニングはかなり難しく
成功しない個体も多いので無理は禁物。
仁ちゃんもたまに失敗します。
(ので見張って、手の届く範囲に居ます)

犬に比べて
圧倒的に目が離せない不安はあります。

ケージから出してる時は目を離してはいけません。
ペンチを持った3歳児を野放しにしてると思ったらいいと思います。


スキンシップはとても大切です。
一日の決まった時間以上は…
恋人は放置してください。
携帯も捨てて下さい。
オウムに愛を注いでください。

でないと自分の羽を抜いたり
人に噛み付いたり
情緒不安定になって叫んだりします。

『僕の事は遊びやったんかー?!
お前を殺して俺も死ぬ!!!』

とばかりに荒れ狂ってガブガフ噛んでおきながら

『大丈夫?愛してるよ』

と言うようなヤンデレな要素を多分に含む
よく言えば愛情深い生き物です。
人間なら逮捕されてる過去があると思います。

仁ちゃんは子供の頃から色んな人に構ってもらうようにしたお陰か
特定の人しかダメ!な要素はかなり少ないです。
でも好きな人(特に私とママ)が構ってくれないと
最悪心を病んでしまう生き物だと心に留めないといけません。

キスするのが好きで
「チューしょうか?」とお話もして
顔を引っつけてイチャイチャします。
抱っこされて羽の下ふさふさ撫でられるのが大好きで
目を細めて横になって口をパクパクします。

お腹を撫でられた犬のようです。

感情の起伏が激しいので
穏やかな湖畔のようだったのが
一瞬で噴水のように爆発して
『ギャーーー!!!!』
ってなる時もあります。

ちょっと猟奇じみた恋人だと思いましょう。

仁ちゃんは本当にやりやすくて大人しくて
人懐っこい子で助かってますが
そうはならなくて助けを求められるケースもありました。

普段静かです。

フリーにしても動かないし
T字のスタンドに乗せてやると
何時間でもそこでぼーっとしてます。

ケージも広いのを与えてましたが
あまりこだわりがないようで
今は普通サイズです。

生活スタイルが合うことと
(愛情に応える時間を取れるかどうか)
鳴き声の騒音対策ができるのが必須条件です。

鳥かごに入れておけば良い、
というような生き物では絶対にありません。

鳥と言うよりも、彼は
エイリアンですね。

小さくて、頭が良くて、よく喋って
たまに宇宙語使ってて、
甘えたで、体が小さな私の旦那さん。

「小さいETを肩に乗せてる。
あの宇宙人すぐキレるらしいよ」

くらいの感じです。

宇宙人の体はデリケートなので
必ず診てくれる病院は見つけておいてくださいね。
『自称診れます』な
失礼ですが知識がない獣医師も多いですから
クチコミなどをよくご確認ください。


私は仁ちゃんと出会えて幸せだし
彼がいてくれて、いい感じの距離感と自分の時間のバランスで最高です。
矛盾してますが
オウムは一人の時間が平気な1面もあるのです。

また、犬もそうですが
「理想に近くなるように教育」しなくてはなりません。
その教育できる幅が犬程はなく
鳥は本能の部分を優先せざる得ない動物でもあります。

こんなこと言ったら叩かれそうですが
私は一般的ルールの
『鳥を叱ってはいけない』を無視して
仁を叱りますよ。

もちろん体罰は与えません。

しかし、私が不快なことを伝えるのも大切だと思ってます。
パートナーですから。
彼がそれを理解してると分かってて、伝えます。
不快なことをすると、楽しい遊びも中断です。

叱るとひとくちに言っても
怒鳴ればいい訳では無いし
鳥との関係が出来てないとダメだし
関係が壊れる危険性もあるし
やり方等については簡単に説明できません。

ただ、今のところ
仁ちゃんとの10年はとても上手くいってて
これからもオウムという宇宙人と添い遂げたいと思うのです。

谷村直保